Googleドメインを使ってみたら、とても使いやすかったので全ドメイン移管することに。
※ 2022年2月4日の情報なので実際の方法は今後変わるかもしれない点をご了承ください。
※ 必ずご自身の責任のもと作業を実施してください。
移管の背景
今までずっとお名前.comを利用していたのですが、Googleドメインを使ってみたらまあ便利。
とにかく管理画面が使いやすく、離脱防止の嫌がらせが少ないのが好印象だったので、全ドメイン乗り換えることにしました。
若干、ドメイン代は高くなりますが、使っていない無駄なドメインを解約すれば、その分を余裕で補えそうです。
事前準備
お名前.comでドメイン移管を申請するには、いくつか事前準備が必要です。
ブログを運営している人で、ほぼ必要になってくるのが「Whois公開情報代行の解除」でしょう。
まずはそこから説明します。
お名前.comでWhois公開情報代行の解除
Whois公開情報代行が設定されていると移管ができません。
移管先での手続き完了後の、お名前.com側でのドメイン状態の確認で不承認になるそうです。
まずはヘッダーから「利用ドメイン一覧」を選択し、移管したいドメイン名をクリックします。
ドメイン詳細画面に移動するので、「Whois情報公開代行」の「設定」をクリックします。
設定画面に移動するので、「Whois情報公開代行の解除はこちら」をクリックします。
「Whois情報公開代行」を解除したいドメインにチェックを付けて確認をクリックして解除を進めます。
複数のドメインを移管する場合は、この段階で移管対象のドメインをすべて解除してしまうのが楽ちんです。
その他で必要な事前準備
不承認になる場合は他にもあるので、以下の内容に該当しないかをご確認ください。
- Whois情報公開代行を設定中
- トランスファー・ロックを設定中
- ドメインプロテクションを設定中
- ドメインの登録・更新料金に未清算がある
- 各種手続き中の場合(更新手続や登録者名義変更など)
- ドメイン登録、または前回の移管手続きを行ってから60日以内の場合(.jpドメイン以外)
- .jpドメインの場合:登録期限日まで7日以内
移管したいドメインのAuthCodeを取得する
移管先の申請にはドメインのAuthCodeが必要です。
ドメイン > 利用ドメイン一覧 > ドメイン詳細 の画面から AuthCode を発行できます。
なぜか移管防止のためのクーポンが表示されるのですが、無視して「クーポンを利用せずにAuthCode」を表示をクリックします。
そうすると、パスワードのようなAuthCodeが発行されるのでメモしておきましょう。(あとで使います)
Googleドメイン側で移管申請をする
Googleドメインのトップページにある「すでにお持ちのドメインを移管しましょう」をクリックします。
まずは移管したいドメインを入力します。(複数のドメインを一気に移管したい場合は、「手順を開始」をクリックします。)
ここからは1つのドメインを移管する手順を進めていきます。
登録画面が表示されるので、お名前.com側で発行したAuthCodeを入力します。
ウェブ設定のインポートは、Googleに任せる形で続行します。(基本的にはこの形で問題ないですが、自己判断でお願いします)
登録の設定では、プライバシー保護(お名前.comでいうWhois情報公開代行)と自動更新の設定をします。
最後に、購入手続きをすれば、申請までは完了です。
移管申請後の流れ
申請後はお名前.com側での承認処理待ちになります。
無事、承認されると最終手続きのメールが届くので、案内に従ってトランスファー申請の手続きを進めます。
なお、不承認の場合は、不承認になった原因を修正して、Google側での再申請となります。
トランスファー申請の承認処理が完了すると、Googleから移管完了のメールが届きます。
Googleドメイン移管のまとめ
場合にもよるのでしょうが、私の場合はざっと1時間ほどでGoogleドメインの移管が完了しました。
面倒くさいイメージもありますが、実際にやってみると予想外にかんたんでびっくりしました。